同窓会を終え
実行委員長    児玉 盛光
 三十年という月日は長いようで短くて同窓会に集まってくれた皆の顔を見たとたんに中学校を卒業したのが、つい最近であったかのように懐かしく思いだすことができました。 丑寅同窓会に、忙しい時にもかかわらず集まってくれた多数の同級生の皆さん、そして底冷えのする寒い体育館での記念品贈呈式から参加していただいた多くの先生方、本当にありがとうございました。  同窓会当日は、式の進行や運営に忙殺されてとにかくあっという間の一日が過ぎてしまったのですが、何日かたってビデオや写真をみたりしながら、「本当に皆が満足するような同窓会ができたのだろうか?」、「先生方や多くの人達にお礼の挨拶や盃もしなかったなあ」等々反省している次第です。 しかし何はともあれ、半年かけて準備し、実行委員の皆さんの力で、あれだけおおくの仲間と先生が一同に会うことができたこと、それが私達の最大の目的でしたから一安心と言うのが正直なところです。その他色々な不手際や至らなかった所は、なにしろ三十年振りの同窓会と言う事でご理解頂ければ幸いです。  今回、残念ながら様々の都合で参加できなかった同級生の皆さん、五年後か10年後に、もう一度集ろうと言う声がありました。是非再会しましょう。
この原稿を書いている最中に、戦後最大の災害となった「阪神大震災」が起こりました。十名近くの同窓生が神戸近郊に居住し、そのうちの二名の方は、同窓会に出席してくれた仲間でした。まだ安否の確認がとれていませんが、どうか無事であってくれと願うばかりです。
 私たち実行委員の仕事も、この記念誌を皆さんの手元に届ければ一段落です。実行委員の皆さん大変ご苦労様でした。有難うございました。全国にいる丑寅同窓会の仲間達、そして先生方、又、再び元気な姿で再会出来る事を楽しみにしています。
                                                                               

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